2013年11月04日
第15回 売れ行き絶好調、胸が熱くなる自費出版本
11月といえば、毎年恒例の「K-MIX静岡ジモトリップ(発行/しずおかオンライン)」発行月。
全国誌では、なかなか紹介されないような、静岡の超狭域情報が盛り沢山のこのガイド本。「あそぶ」「食べる」「見る」「体験する」と地元のちょっといいところを紹介する、静岡県民に是非見ていただきたい一冊です。
年末に友人、家族が帰省する、という方にもぴったり。この本があれば、意外と知られていない静岡の穴場ポイントを自慢げに案内することができます。
僕自身もこの本の大ファンなので、今回はどんなところが紹介されるのか11月20日の発行日が待ち遠しいです。
狭域の情報を紹介するという意味では、静岡県の書店でちょっと話題になっている自費出版の本があるのをご存知ですか。
それが「静岡高校野球2013」静岡高校野球編集部(600円)。
静岡の高校野球を楽しむためにつくられた、まさに静岡高校野球のガイド本です。
選手インタビューから100人の選手名鑑、期待の1年生、有望中学生までを紹介した、あまりにも地元に根ざしたこの本は、高校野球好きでなくとも、見ていて熱くなります。
ただ、自費出版で600円の価格設定は利益の面で大丈夫なのか気になります。
そこで、先日この本の著者にお話を伺ってきました。
価格設定の問いに対しては、「本の販売利益が目的ではない。少しでも多くの方に、この本をツールとして、高校野球を楽しんで見ていただくことが目的なのだ」との返答がかえってきました。
現在は個人で書店に直納品しており、しずおかオンラインのような取次ぎは通していないとのことでしたが、こんなに熱い思いで出されている本は応援せずにはいられないという衝動がわきました。
販売も好調のようで、発売からたった1ヶ月の間に、静岡県内一部書店だけで3,000部以上を販売してしまったとのこと。全国で販売されている書籍の平均発行部数が、2,000~4,000部といわれていますから、この本のすごさがわかります。
しかもこれが、自費出版。僕自身、現在の会社への入社から10年間にわたって静岡県内の本の取次ぎを仕事としてきましたが、県内の自費出版でこんなに売れているものは聞いたことがありません。この話を聞いて胸が熱くなりました。
僕自身、「本を売りたい」「利益につなげたい」という気持ちが先行しがちです。この本の著者と会って、読者がどんな思いで本を手にとり、なにを感じて、どんな行動をとってほしいのか。「意思をもって本を届ける」ということを考えさせられました。
全国誌では、なかなか紹介されないような、静岡の超狭域情報が盛り沢山のこのガイド本。「あそぶ」「食べる」「見る」「体験する」と地元のちょっといいところを紹介する、静岡県民に是非見ていただきたい一冊です。
年末に友人、家族が帰省する、という方にもぴったり。この本があれば、意外と知られていない静岡の穴場ポイントを自慢げに案内することができます。
僕自身もこの本の大ファンなので、今回はどんなところが紹介されるのか11月20日の発行日が待ち遠しいです。
狭域の情報を紹介するという意味では、静岡県の書店でちょっと話題になっている自費出版の本があるのをご存知ですか。
それが「静岡高校野球2013」静岡高校野球編集部(600円)。
静岡の高校野球を楽しむためにつくられた、まさに静岡高校野球のガイド本です。
選手インタビューから100人の選手名鑑、期待の1年生、有望中学生までを紹介した、あまりにも地元に根ざしたこの本は、高校野球好きでなくとも、見ていて熱くなります。
ただ、自費出版で600円の価格設定は利益の面で大丈夫なのか気になります。
そこで、先日この本の著者にお話を伺ってきました。
価格設定の問いに対しては、「本の販売利益が目的ではない。少しでも多くの方に、この本をツールとして、高校野球を楽しんで見ていただくことが目的なのだ」との返答がかえってきました。
現在は個人で書店に直納品しており、しずおかオンラインのような取次ぎは通していないとのことでしたが、こんなに熱い思いで出されている本は応援せずにはいられないという衝動がわきました。
販売も好調のようで、発売からたった1ヶ月の間に、静岡県内一部書店だけで3,000部以上を販売してしまったとのこと。全国で販売されている書籍の平均発行部数が、2,000~4,000部といわれていますから、この本のすごさがわかります。
しかもこれが、自費出版。僕自身、現在の会社への入社から10年間にわたって静岡県内の本の取次ぎを仕事としてきましたが、県内の自費出版でこんなに売れているものは聞いたことがありません。この話を聞いて胸が熱くなりました。
僕自身、「本を売りたい」「利益につなげたい」という気持ちが先行しがちです。この本の著者と会って、読者がどんな思いで本を手にとり、なにを感じて、どんな行動をとってほしいのか。「意思をもって本を届ける」ということを考えさせられました。
Posted by eしずおかコラム at 12:00