2014年08月26日
第23回 本の中で、書店を旅する
会社の外ではツクツクボウシが鳴き始めました。
夏も終わりに近づいてきましたね。
先日、一週間の休みをいただき、静岡から九州へ、納車したばかりの新車に乗って旅にでかけてきました。
お盆と休みが重なったため、渋滞含め片道20時間の車の旅はさすがに体に応えましたが、関門海峡を渡って九州に入ったときの感動は、なかなかのものがありました。
旅に出かけてとくに何をしたというわけではありませんが、普段の生活から離れて、いつもとは違う土地で何も考えずにのんびりと過ごす、というのもたまには良いものですね。
ところで皆さんは、「夏の思い出」といえば何を一番に思い浮かべますか。
気の知れた仲間とのバーベキューやキャンプ、花火大会、海水浴、野山を走り回っての昆虫採集、肝試し、と人それぞれ思い出のカタチがあるかと思います。
僕はそのほとんどが、社会人になってからのものではなく、幼少期や学生時代の思い出が中心であることにふと気がついてしまいました。
幼少期や学生の頃の思い出というのは、朝起きてから夕方まで思いっきり走りまわったり、寝る時間を気にせず一晩中遊びまわったりと、大人になった今より体力を使った思い出が多いため、印象に残りやすいのでしょうか。
それでも大人には大人なりの思い出のつくり方というものがあります。次のシーズンは、一味違った「大人の思い出づくり」を意識してみようかなと思います。自分にとって良い本を一冊読むのも一つの思い出づくりですよね。
さて、そこで今回紹介させていただく本は、7月に発行され、本好き、書店好きの間でひそかに話題になっている、と書店員からおすすめいただいた本「本屋図鑑」です。
味のあるイラストとエッセイ調の書き口で、南は石垣島から北は稚内まで、全国各地の書店情報が一冊に網羅された本です。
有名書店の紹介をおさえながらも地元の小規模書店や大学の中にある書店、美術館の中にある書店等、さまざまな切り口から書店を紹介しています。その場に行かずしても書棚の特徴や店主の人柄も感じられる、一冊で全国の書店めぐりができてしまう本です。
旅行に行きたくても時間が無い、という方。この本の中で全国の書店旅をしてみるのはいかがでしょうか。イラストが多くとても読みやすい本です。いつもはあまり気にしない近所の小さな書店さんが無性に愛おしくなりますよ。
夏も終わりに近づいてきましたね。
先日、一週間の休みをいただき、静岡から九州へ、納車したばかりの新車に乗って旅にでかけてきました。
お盆と休みが重なったため、渋滞含め片道20時間の車の旅はさすがに体に応えましたが、関門海峡を渡って九州に入ったときの感動は、なかなかのものがありました。
旅に出かけてとくに何をしたというわけではありませんが、普段の生活から離れて、いつもとは違う土地で何も考えずにのんびりと過ごす、というのもたまには良いものですね。
ところで皆さんは、「夏の思い出」といえば何を一番に思い浮かべますか。
気の知れた仲間とのバーベキューやキャンプ、花火大会、海水浴、野山を走り回っての昆虫採集、肝試し、と人それぞれ思い出のカタチがあるかと思います。
僕はそのほとんどが、社会人になってからのものではなく、幼少期や学生時代の思い出が中心であることにふと気がついてしまいました。
幼少期や学生の頃の思い出というのは、朝起きてから夕方まで思いっきり走りまわったり、寝る時間を気にせず一晩中遊びまわったりと、大人になった今より体力を使った思い出が多いため、印象に残りやすいのでしょうか。
それでも大人には大人なりの思い出のつくり方というものがあります。次のシーズンは、一味違った「大人の思い出づくり」を意識してみようかなと思います。自分にとって良い本を一冊読むのも一つの思い出づくりですよね。
さて、そこで今回紹介させていただく本は、7月に発行され、本好き、書店好きの間でひそかに話題になっている、と書店員からおすすめいただいた本「本屋図鑑」です。
味のあるイラストとエッセイ調の書き口で、南は石垣島から北は稚内まで、全国各地の書店情報が一冊に網羅された本です。
有名書店の紹介をおさえながらも地元の小規模書店や大学の中にある書店、美術館の中にある書店等、さまざまな切り口から書店を紹介しています。その場に行かずしても書棚の特徴や店主の人柄も感じられる、一冊で全国の書店めぐりができてしまう本です。
旅行に行きたくても時間が無い、という方。この本の中で全国の書店旅をしてみるのはいかがでしょうか。イラストが多くとても読みやすい本です。いつもはあまり気にしない近所の小さな書店さんが無性に愛おしくなりますよ。
Posted by eしずおかコラム at 12:00